お笑いコンビEXITのボケ担当として知られる兼近大樹さん。明るく親しみやすいキャラクターでテレビ番組に出演する一方、過去の逮捕報道や、2023年に全国で相次いだ広域強盗事件をめぐる報道によって、その経歴にも注目が集まりました。
2026年10月現在、兼近さんはEXITとしての漫才やテレビ出演を続けながら、小説『むき出し』の執筆、雑誌連載の書籍化など、活動の幅を広げています。人物像を理解するには、北海道札幌市での生い立ち、本人が公表した過去、報道で伝えられた事実、そして現在の仕事を、それぞれ分けて捉える必要があります。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- プロフィール:1991年5月11日生まれ、北海道札幌市出身。2017年からEXITとして活動し、芸人・作家として仕事の幅を広げている。
- 過去の報道:2011年の売春あっせん事件では有罪判決を受けたと報じられ、2012年の窃盗事件では逮捕後に不起訴となった。2つの経緯は区別して理解する必要がある。
- 2026年の活動:『ラヴィット!』などのテレビ出演に加え、2026年10月30日にはエッセイ集『あくまでも個人の見解です。~こじらせ男のひとり言』の発売が予定されている。
【兼近大樹のプロフィール】北海道札幌市で育ち、EXITでブレイク
兼近大樹(かねちか・だいき)さんは、1991年5月11日生まれの日本のお笑いタレントです。北海道札幌市出身で、吉本興業に所属しています。お笑いコンビEXITではボケを担当し、向かって右側に立つメンバーとして知られています。
吉本興業の公式プロフィールでは、身長175cm、体重63kgと掲載されています。一方、インターネット上の人物紹介には身長172cm・体重60kg、血液型O型という表記も見られます。現在の所属事務所のプロフィールには血液型の記載がないため、身長や体重については公式プロフィールの数値を基準にするのが適切です。
コンビの相方は、りんたろー。さん。EXITは2017年に結成され、いわゆる「ネオ渋谷系漫才」と呼ばれる、パリピ風の言葉遣いや軽快な掛け合いを特徴とするスタイルで知名度を高めました。兼近さんの明るいキャラクターと、りんたろー。さんのツッコミや進行が組み合わさり、若年層を中心に支持を集めてきました。
兼近さんの生い立ちを理解するうえでは、本人が過去の配信やテレビ出演などで語ってきた、経済的に厳しい環境や、10代半ばから非行に近い人間関係の中にいたという説明も手掛かりになります。ただし、生い立ちに関する本人の回想と、第三者が確認できる事件記録は同じ種類の情報ではありません。環境的な背景を知ることと、個々の行為に対する責任を考えることは、分けて捉える必要があります。
また、兼近さんはお笑い以外にも、俳優業や音楽活動、執筆活動に取り組んできました。吉本興業の公式プロフィールには、映画『十二単衣を着た悪魔』やドラマ『ホスト相続しちゃいました』『アオハライド』などの出演歴も掲載されています。テレビでの印象だけでは捉えきれない、複数の表現分野にまたがるキャリアを持つ人物です。
【2026年の現在】ラヴィット!出演からSNS・書籍活動まで
2026年10月現在、兼近さんはEXITのメンバーとして、漫才やバラエティー番組への出演を続けています。TBSの公式番組情報では、『ラヴィット!』の金曜レギュラーとしてEXITのりんたろー。さんと兼近さんが隔週で出演する形で掲載されています。出演者や放送内容は変更される場合がありますが、2026年秋時点でも番組での活動が確認できます。
小学館が2026年8月21日に発表したプロフィールでは、『ラヴィット!』のほか、『THE突破ファイル』『ホンマでっか!?TV』『メシドラ~兼近&真之介のグルメドライブ~』などが主なレギュラー番組として紹介されています。番組ごとに出演形態は異なるため、特定の日の出演を確認する際は、各局の最新番組表を見るのが確実です。
本人の発信を追いたい場合は、Instagramの公式アカウント「@kanechikadaiki」や、Xの「@kanechikaEXIT」が手掛かりになります。Instagramでは仕事や日常に関する投稿、Xでは本人の考えや出演情報などを確認できます。SNSのプロフィールに番組名が記載されていても、すべてが現在進行形のレギュラー出演を意味するわけではありません。
2026年の活動で注目されるのが、雑誌『Oggi』の連載「オレって、こじれてますか?」の書籍化です。小学館の発表によると、エッセイ集『あくまでも個人の見解です。~こじらせ男のひとり言』は、2026年10月30日に発売予定。2024年4月号から続く連載をまとめたもので、ラランド・サーヤさん、俳優の山田裕貴さん、格闘家の武尊さんとの対談なども収録されます。
発売予定日は2026年10月30日で、この記事の基準日である10月21日時点では、まだ発売前です。公式発表では定価2,860円、四六判176ページと案内されています。芸人としての活動だけでなく、自身の考えや価値観を文章で伝える仕事も継続していることが分かります。
【過去の逮捕報道を時系列で整理】2011年・2012年・2019年・2023年に何があったのか
兼近さんをめぐる過去の報道では、異なる時期の事件や本人の説明が、ひとまとめに語られることがあります。しかし、2011年の売春あっせん事件、2012年の窃盗事件、そして2023年の広域強盗事件をめぐる報道は、法的な経緯も本人との関係も異なります。
| 時期 | 出来事・報道 | 確認できる経緯 |
|---|---|---|
| 2011年 | 売春あっせん事件 | 当時19歳だった兼近さんが少女への売春あっせん容疑で逮捕されたと報じられ、罰金刑の有罪判決を受けたと伝えられた。 |
| 2012年 | 札幌市内の窃盗事件 | 窃盗への関与を疑われて逮捕されたが、本人の説明では不起訴となり、釈放された。 |
| 2019年9月 | 過去の逮捕歴が報道される | 週刊誌報道を受け、本人が過去の法律違反を認めて謝罪。過去の行為を美談にしたり肯定したりするつもりはないと発信した。 |
| 2023年1月29日 | 過去の報道について公の場で説明 | トークライブで騒動に触れ、ファンや関係者に向けて謝罪の意を示した。 |
| 2023年2月1日 | 広域強盗事件をめぐる関係について説明 | 本人がYouTubeの生配信で、指示役とされる人物と過去に知り合いだったことを認める一方、一連の強盗事件への関与を否定した。 |
| 2026年10月 | 現在の芸能・執筆活動 | EXITとしての活動を続け、エッセイ集の発売を控えている。 |
2011年の事件については、2019年9月の報道を受けて兼近さん本人が過去の法律違反を認め、謝罪しました。日刊スポーツが報じた本人のコメントでは、過去の行為を美談にするつもりも肯定するつもりもないと説明しています。ここで重要なのは、本人が過去の行為について責任を認めたことと、その後の人生や仕事をどう評価するかは、関連しながらも別の論点だという点です。
一方、2012年の窃盗事件について、兼近さんは2023年の配信で、当時働いていたバーのオーナーが窃盗に関与した疑いを持たれ、自分も関与を疑われて逮捕されたと説明しています。その後は不起訴になったというのが本人の説明です。2011年の事件で有罪判決を受けたという報道と、2012年の事件で不起訴になったという経緯を、同じ「逮捕歴」という言葉だけでまとめてしまうと、法的な違いが見えなくなります。
また、2019年の本人コメントには、報道内容のうち事実ではない部分もあるという趣旨の説明が含まれていました。過去の行為を認めたことをもって、報道されたすべての内容が本人によって認められたと解釈するのは正確ではありません。どの行為を認め、どの点を否定したのかを区別することが、経緯を正しく理解する出発点になります。
【ルフィ事件をめぐる報道の真相】過去の知人関係と事件への関与は別問題
2023年初頭、全国で相次いだ広域強盗事件の報道をきっかけに、兼近さんと「ルフィ」と呼ばれる指示役との過去の接点が注目されました。一部報道では、指示役とされる渡辺優樹容疑者と兼近さんが、2012年の札幌市内の窃盗事件をめぐって同じ時期に逮捕されていたことが伝えられました。
兼近さんは2023年2月1日のYouTube生配信で、過去に渡辺容疑者と知り合いだったことを認めました。一方、現在は親しい関係ではないと説明し、当時の人間関係を振り返って、自分が相手の行動を止められたかもしれないという自責の思いも語っています。同時に、当時の広域強盗事件については「今回はマジで関係ない」と関与を否定しました。
この報道を読み解く際に区別すべきなのは、過去に知り合いだったという事実、過去の別事件で逮捕されたという経緯、そして後年に発生した広域強盗事件への関与という3点です。過去の交友関係が報道上の接点になったことと、その後の事件に加担したことは同義ではありません。
また、本人が事件への関与を否定したという事実は、本人の説明として扱う必要があります。知人関係があったという報道だけから、後年の事件への関与を推定することもできません。反対に、本人が否定したという説明だけで、報道された過去の事実すべてが消えるわけでもありません。
この問題は、芸能人の過去の交友関係が大きなニュースになった際、世間の関心が「誰と知り合いだったのか」という点から「どの事件に関与したのか」という別の問いへ飛躍しやすいことを示しています。読者に必要なのは、印象や連想ではなく、事件ごとの経緯と本人の説明を分けて把握する視点です。
【小説『むき出し』の意味】過去の経験を題材にした創作と本人の人生
兼近さんのもう一つの代表的な活動が、2021年10月27日に文藝春秋から刊行された初小説『むき出し』です。出版社の紹介では、幼少期から暴力が身近にあった主人公が、上京して芸人になった後、自身の過去と向き合う物語として説明されています。主人公の名前は石山大樹で、作品の中心には、生い立ちや人間関係、価値観の変化といったテーマが置かれています。
作品を読む際に大切なのは、小説と自伝を同一視しないことです。『むき出し』には作者の経験や問題意識を思わせる要素がありますが、物語として構成された創作でもあります。登場人物の行動や作中の出来事を、そのまま兼近さん本人の経歴や実際の事件記録として扱うことはできません。
一方、本人が自身の過去や考え方を文章で表現してきたことは、芸人としての活動を理解するうえで見逃せない要素です。テレビのバラエティー番組では、短い時間で笑いや反応を生み出す力が求められます。小説やエッセイでは、それとは異なる形で、価値観や葛藤を時間をかけて伝えられます。
2026年10月30日発売予定の『あくまでも個人の見解です。~こじらせ男のひとり言』も、こうした執筆活動の延長線上にあります。『Oggi』での連載をまとめ、サーヤさん、山田裕貴さん、武尊さんとの対談などを収録する予定です。出版社の発表では、仕事観や恋愛観、結婚観などに踏み込んだ内容も紹介されています。
小説とエッセイは性質が異なります。小説は人物や出来事を物語として構成する表現であり、エッセイは書き手自身の視点や考えを前面に出す表現です。両方の作品を読むことは、テレビで見せるキャラクターだけでは分からない、兼近さんの言葉の選び方や思考の傾向に触れる方法の一つになります。
【評判と人物像をどう見るか】明るいキャラクターと過去への責任
兼近さんへの評価が分かれる背景には、テレビで見せる明るいキャラクターと、過去に報じられた法律違反の重さとの間に大きな隔たりがあることが挙げられます。バラエティー番組での親しみやすさや、執筆活動に対して関心を持つ人がいる一方、過去の行為を軽く扱うべきではないという視点も成り立ちます。
この2つは、必ずしもどちらか一方しか認められない関係ではありません。過去の行為について責任を問うことと、その後に積み重ねてきた仕事を評価することは、同時に考えられます。過去を理由に現在の活動を一切評価しない考え方も、現在の活躍だけを根拠に過去の行為を忘れてよいとする考え方も、人物像の一面しか捉えていません。
報道を読むときには、少なくとも3つの判断基準が役立ちます。第一に、報道された事実と本人のコメントを区別すること。第二に、逮捕・不起訴・有罪判決といった法的な経緯を混同しないこと。第三に、現在の活動や作品への評価を、過去の事件についての推測と切り離して考えることです。
また、SNSの反応は世論全体をそのまま示すものではありません。強い批判や熱心な擁護の投稿が目立っても、それだけで社会全体の評価が決まるわけではありません。公式発信、報道機関の記事、作品や番組そのものを確認することで、感情的な評価に引きずられずに判断しやすくなります。
【プロの結論】 兼近大樹さんを理解するための鍵は、過去の報道をなかったことにするのでも、過去だけで現在のすべてを決めつけるのでもなく、情報を種類ごとに分けて判断することです。2011年の事件に関する有罪判決、2012年の事件での不起訴、2023年に本人が説明した知人関係と強盗事件への関与否定は、それぞれ別の事実として扱う必要があります。そのうえで、EXITとしての活動や『むき出し』、2026年に予定されているエッセイ集など、現在の仕事を個別に評価することが、より正確な人物理解につながります。
【兼近大樹】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:兼近大樹には逮捕歴がある?
A1:2011年の売春あっせん事件については、逮捕後に罰金刑の有罪判決を受けたと報じられています。また、2012年の札幌市内の窃盗事件では、本人の説明によると逮捕後に不起訴となりました。2つの事件は法的な結果が異なります。
Q2:兼近大樹はルフィ事件に関与していた?
A2:2023年の報道では、広域強盗事件の指示役とされる人物と過去に知り合いだったことが注目されました。兼近さん本人は、過去の知人関係を認める一方、一連の広域強盗事件への関与を否定しています。知人関係が報じられたことと、事件に関与したことは区別して理解する必要があります。
Q3:兼近大樹は2026年現在、何をしている?
A3:EXITとしての漫才やテレビ出演を続けています。TBSの『ラヴィット!』ではEXITが金曜レギュラーとして隔週出演する形で紹介されています。また、小説『むき出し』の著者として執筆活動も行い、2026年10月30日にはエッセイ集『あくまでも個人の見解です。~こじらせ男のひとり言』の発売が予定されています。
まとめ:兼近大樹の過去・現在・今後を正しく理解するために
兼近大樹さんは、北海道札幌市出身で、EXITのボケ担当として知られるお笑いタレントです。テレビ出演を中心に活動しながら、小説『むき出し』を刊行し、雑誌連載やエッセイの書籍化にも取り組んでいます。2026年10月時点では、テレビと出版の両方で活動を続けていることが確認できます。
過去の報道については、2011年の事件で有罪判決を受けたこと、2012年の事件では不起訴となったこと、2023年の広域強盗事件をめぐって本人が過去の知人関係を認めつつ関与を否定したことを、混同せずに整理することが重要です。報道の見出しやSNS上の断片的な情報だけでは、事件ごとの違いが見えにくくなることがあります。
今後の兼近さんの活動を見る際も、本人の公式発信、所属事務所のプロフィール、番組情報、出版社の発表、報道機関の記事を照らし合わせることで、過去の経緯と現在の仕事をより正確に把握できます。過去への責任を見つめる視点と、現在の活動を個別に評価する視点。その両方を持つことが、兼近大樹という人物を立体的に理解するための判断基準になります。 (出典: 兼近大樹(Yahoo!ニュース))